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コロナウイルスからの経済事情

こんにちは、マヤです。今回はコロナウイルスからみる日本の経済状況について紹介します。
ここに来て東京の新型コロナウイルス(感染者数が結構増えて来てます。
 取り敢えず以下のグラフを見て頂けば判るように、コロナって感染爆発するものなのですよね。北半球の主要国の大部分が感染爆発していると見做して良いでしょう。
日本と韓国は今の所低く抑えられていますが、結局は似た国民性と全体主義文化という面が大きいような気がします。


 だから東京も例外じゃ無いと考えるのが妥当でしょう。
 季節的に感染力は大分落ちていますが、東京の場合なら人口からして万単位まで増えれば感染爆発と言えるでしょう。今はまだそれより1桁少ないですから今後どうなるか見ものではあります。
 感染爆発といっても中国を除き感染被害が1・2を争うイタリアですら人口6000万人に対して感染者数は11万ですから全人口の0.18%です。これって普通に風邪ひいてる人の割合より大分少ないと思います。このレベルで感染爆発で更に防がないといけないなんて無理な話なのです。


 しかも日本の大都市圏は満員電車の存在がありますから、そうでない欧米の国々より遥かにリスクが高い訳です。それをそのままにして、ライブハウスやクラブを悪役にしても意味無いと若者が思うのも無理はありません。
実際満員電車の方がライブハウス利用者より遥かに多いですからね。
 逆に満員電車の感染リスクについての報道が極端に少ないですが当然あります。ハイリスクです。
 感染経路不明の人は満員電車か風俗、バーが殆どだと思います。 


 高齢者と基礎疾患持ちを除いた人々の致死率は0.66%です。因みに交通事故に遭って死ぬ確率は1年で0.5%です。つまり騒ぐ意味なんて殆ど無いという事です。
 もっと言えば高齢者は既に経済活動に寄与していない場合が殆どです。どちらかというと破綻するであろう年金制度や、国家財政赤字の元凶たる医療費を考え(これは基礎疾患者も同様です)ますと減って頂けた方が助かる位です。
 なのになぜ各国がロックダウンするのかというと、単なるパニック対策です。マクロに見れば感染拡大は全く構わない、何なら大歓迎な位なのです。


 要するに満員電車がそのままなのも、政府が中々緊急事態宣言を出さなかったのも、経済活動を壊す訳にはいかないからです。日本は大赤字国家なのでもし恐慌に襲われても大きな対策を打てる原資がもはや無い、あっても子孫に多大な負債を残してしまうと責任ある政治家なら考えます。
 この点に関しては安倍総理はマトモだと思います。彼は全ての決定の責任を背負わないといけない立場ですが、何の責任も無い人間が安倍総理に緊急事態宣言を要請するのは間違っています。


 その経済活動についてですが、リーマンショック以上の大恐慌が訪れると発言してる専門家が結構いました。しかし過去の経済の景況を調べれば、疫病や自然災害などは不況の原因には殆どならないのが分ります。経済の不況も恐慌も経済そのものに原因があって起こっています。
 だから3月のNY株価大暴落は本当の不況開始とは少し違うと思います。でもあの大暴落の最中に火中の栗を拾いに行った投資家が居ます。ウォーレン・バフェットです。あの状況で大金を突っ込む凄さに大変驚きました。でも本物の投資というものを深く学べて良かったです。彼の行動は誰にも真似出来ませんが暴挙では決してありません。


 彼がNY証券市場に大金を投入した日以降株価の暴落はピタッと止まりました。それ以前のFRBの色々な対策より遥かに説得力があったという事です。


 先日SARS2に感染して亡くなった志村けんさんですが、かなり馴染みの芸能人なので今回の感染症により危機感を抱いた人々が多いようです。
 ところが志村さんはかなりのヘビースモーカーを40年以上続けてまして、2016年には肺炎を罹ってもいます。つまり喫煙によって肺胞の大部分を失っていた思われます。


 この肺胞は喫煙によって破壊されたら再生しないと見做して良いと思います。余程若い時に禁煙し出したなら兎も角、通常は喫煙者でなくても老化で自然に減って行くものだからです。
 特に肺に入った時のダメージが大きく、喫煙で肺が弱った方や過去に肺炎の経験があったりなど元々強くない方は重症化し易いです。だから志村さんはまだ明確な治療薬が無いCOVID-19に罹るのは大変リスクが高かったのです。
 そのリスクの中でクラスタとして重要拠点であるキャバクラ(かなりお好きらしいです)に通い詰めておられたので、今回のような悲劇に見舞われた訳です。残念ながら必然的でしたし、逆に一般の方々とは健康状態等全く状況が異なるという事でもあります。


 いずれにしても、コロナによって経済がどうなっていくのか、アンテナを張っていれば投資どころはいくらでもありますし、抜け道もあるってことですね。
多方面からの視点を持つことが大事です。