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新型コロナウイルスの影響で大変な人へ、生活の節約術。

こんにちは、マヤです。
新型コロナウイルスの急速な感染拡大が、私たちの家計にも大きな影を落としていますよね。


通常であれば毎年4月は新年度を迎えて家計の収支が変わる節目ですが、今年の4月は「収入の激減によって家計の収支バランスが狂ってしまった」という家庭が少なくありません。
しかし、家計の根本的な見直しを迫られている非常時だからこそ、これまでコツコツと積み重ねてきた


「家計の耐久力」がどのくらいあるのかをしっかりと把握するチャンス!!
と、とらえてみましょう。


コロナショックによる長期の一斉休校や在宅勤務を受けて、食費や光熱費などの生活費の支出が増えたという家庭もあれば、勤務日数が大幅に少なくなったことで収入が激減している状況に直面している家庭もあります。


家計の予算が大きく狂ってしまった事態を乗り切るためには、「家計の耐久力」が大きなポイントです。
もし収入が減ってしまう状態が数か月続くと仮定した場合、家計の急変に耐えられるだけの貯蓄こそが当面の「家計の耐久力」といえるでしょう。


家計バランスが崩れてしまったなら、


・ これまで貯めてきた非常資金がどのくらいあるのか
・ 非常資金をどのくらい出せば家計へのダメージを最小限に抑えられるのか


など、さらに具体的にポイントを絞りながら「実際の家計の耐久力」を見直してみましょう。


コロナウイルスの影響で収入が変動したら、「生活費が足りない!」と慌てず、
まずは現在の支出内訳を見直してみましょう。


在宅勤務や長期の休校措置で家族が家で過ごす時間が多くなると、食費や光熱費、通信費の増加に注目する傾向にあります。
しかし、生活維持にかかる生活費の節約は、「コロナ疲れ」ともよばれる生活ストレスの原因にもなります。


極端な節約は、できる限り避けるようにしましょう。
一方、3月以降に予定していた旅行や外出、各種イベントなどが中止や延期となったことで、不要不急のレジャー費や娯楽費は浮くはずです。


すでに予算として確保していたまとまった金額が家計内に留まることになるので、激減した収入の補てんに回すのも1つの方法といえるでしょう。



「収入が急激に下がってしまうリスクは、いつでもある」という危機感を常に意識して、日頃から「不自由がない程度の最低限の生活にかかる支出」をしっかり把握しておきましょう。
特に不要不急の支出となる娯楽費やレジャー費用、塾代や習い事などで過多にかけすぎている教育費は思いきって最低限までそぎ落とし、毎日の生活費にフォーカスした支出を洗い出すことが大切です。


安倍首相から現金給付が発表されましたが、実際に私たちの手元に届くのはもう少し先になるでしょう。しかも、その保証が来る可能性も低いという現状があるので期待できません。
しかし、最低限の支出額を把握していれば、たとえ収入が下がったとしても生活費のスムーズなサイズダウンと同時に、家計を急変に耐えうる家計に組み直すことも可能です。


緊急事態には貯金を切り崩す柔軟さも大切
新型コロナウイルスの感染拡大を受けていつまで不景気が続くのか先が見えないなかで、家計を管理し、整え、維持することはとても大変です。
だからこそ、非常用預貯金の存在が家計を左右する耐久力に変わるのです。


毎月コツコツと貯めた貯金、なにかしらの目標に向かってずっと貯め続けた貯金は、できれば切り崩したくないものです。


しかし、今回のような非常事態が起きた時に、迷わず貯金を切り崩す柔軟さがあれば家計の耐久力はグッと上がります。
家計の耐久力だけがこの混乱した状況を乗り切るための命綱です。


この緊急時だからこそ、これまでコツコツと貯めてきた貯金を家計の立て直しの一部として取り崩すことも、有効な預貯金の使い方といえるでしょう!