まやのおこぼれ投資情報

投資で生きるまぁやの投資に関する情報や考察をシェア

株価は最悪、しかしビットコインがこのタイミングで盛り返す

マヤです。
今回は株価とビットコインの相場についてのニュースをシェアします。


ビットコインは2020年第1四半期を、年初よりも値を下げて終えましたが、世界中の株式市場が苦しんだ記録的損失ほどではありませんでした。


24時間前との比較では、ビットコイン(BTC)は2020年3月31日午後(東部時間)、1%未満値上がり、イーサリアム(ETH)もわずかに値上がりした。他の仮想通貨の実績は様々であった。


株式市場にとって最悪の四半期となった
従来型の金融市場では、日本の日経平均株価が1%未満とわずかに下落して取引を終了し、ヨーロッパのFTSE 100は1.3%上昇して1日の取引を終えるはずです。アメリカでは、S&P 500が1.6%下落してニューヨークでの取引を終了するのが通常です。


しかし第1四半期全体としてみると、日経平均株価は20%も下落し、東京をベースとしたこの指標にとっては、2008年以来の最悪な3カ月間となった。FTSEは第1四半期に14%下落し、1987年第4四半期に次ぐ、史上2番目に悪い四半期の実績となった。S&P 500は第1四半期を18%下落して終え、1938年以来最悪の四半期となった。


仮想通貨は年中無休で取引され、帳簿を締める四半期を持たない。とはいえ、指標の先導役となっているビットコインは、2020年の最初の3カ月間にわずか10%下落しただけであった。


株や金との相関はどうなっているのか?
比較的抵抗できたとしても、ビットコインはこの四半期で、従来型の金融市場と並び下落傾向にあり、ビットコインが「株や経済と相関を持たない」資産であるとの説では弱まりました。


大手仮想通貨ファンドが支援する新しいデリバティブ取引所、アルファ5(Alpha5)の創業者、ビシャール・シャー(Vishal Shah)氏は
「資産間の相関関係はいまだに強く、マクロがミクロよりも重要な時のはっきりとした兆候である」
と述べている。


実際、ビットコインが主流派の金融投資と類似した変動を見せたのは、現在の混乱期が初めてではない。


ウォールストリートの元アナリストで、現在はブロックチェーンに特化したスタートアップ、アーボル(Arbol)で働くシッダールタ・ジャー(Siddhartha Jha)氏は、
「株式との相関関係の欠如を宣言するには少し時期尚早であった。例えば2018年12月、ビットコインが株式と並んで下落した、相関関係が強い時期もあった」
と述べている。


一方で、インフレへのヘッジというビットコインの野心により相応しい「金(ゴールド)との相関関係が強かった時期もあった」と、ジャー氏は指摘した。


協定世界時3月31日0時(日本時間3月31日9時)以降、ビットコインは6300〜6500ドル(約68万〜約70万円)の狭い範囲で取引されている。


3月28日以降のコインベースにおける取引推移(データ:TradingView)
「ビットメックス(BitMEX)の未決済の建玉は低いままだが、コインベース(Coinbase)は大きなインバウンドの動きを報告している。仮想通貨の強気相場の典型的な兆候は存在していない」と、それぞれ主要なデリバティブとスポットの取引所に言及しながらシャー氏は述べた。


デリバティブ取引所ビットメックスは3月、過去18カ月で最低水準の未決済の建玉を生んだが、3月30日に横ばいになるまでの4日間には取引高は増大した。


金は協定世界時3月31日20時30分(日本時間4月1日5時30分)時点で2%以上下落し、大量買いの保ち合いパターンから脱した。


コロナ市場でのビットコインの行方
コロナウイルスの流行が世界経済に重大な打撃を与えている一方で、アナリストは成長が再開するのにどれくらいかかるか確信が持てていない。


「不況は通常、少なくとも連続した2つの四半期など、より長い時間をかけて展開していく」と、マルチ資産プラットフォーム、イートロ(eToro)の米マネージング・ディレクター、ガイ・ヒルシュ(Guy Hirsch)氏は述べた。


今の時点では、トレーダーにとってビットコインの役割は切り替わり続けると踏んでいる。他の市場がどのように動くかにすべてはかかっていると、専門家は言う。


「新しい技術としてのビットコインという側面からは、ナスダックとの相関関係につながる。特に投資家の多くが重なるからだ」と、アーボルのジャー氏は述べた。「金と相関関係を持つ時もあるだろう。しかし、株式市場が暴落しているときには、その相関関係が非常にはやく現れることになる」


米政府による大規模な経済刺激策を受けて、米ドルの購買力がいかに続いていくかという点も、アナリストは注視している。


「コロナウイルス・パンデミックの経済的打撃は差し迫ったもので、その影響は先例のないものだ」とイートロのヒルシュ氏は加えた。「FRB(連邦準備制度理事会)が無制限の量的緩和を発表したために、投資家はまもなく、ドル安に対するインフレヘッジとしてBTCに期待を寄せるかもしれないという、意見の一致が広まっている」



コロナウイルスの影響で相場が混乱する中、果たして景気が戻るのはいつになるのでしょうか?
株式についても待ちの姿勢が大事とされています。