まやのおこぼれ投資情報

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投資するときの考え方


こんにちは、マヤです。
投資についての考え方をシェアします。


突然ですが問題です。

今皆さんは日本に住んでおります。
1億円の元手があります。
日本では台湾のタピオカがとても人気です。
日本では非常に高値で取引されております。


台湾からタピオカを買って、日本で販売すれば大儲け。
しかしながら、若干距離があります。
しかも、飛行機が使えず海運での運送しかできません。


シケの問題や、海賊に襲われる可能性が考えられます。
そこで、無事に行ける確率を考えることにしました。


1億円を元手に、日本から台湾に向かいタピオカを仕入れて、日本に持ち帰り、日本国内で販売すると2億になることが分かりました。
ですが、運送方法はいまだ海運しかなく、天候や海賊の心配があります。


毎回の海運で無事に運べる保証はありません。
無事に帰れる確率を計算してみると、60%の確率で無事に帰国できるようです。
まとめてみましょう。


1億円を元手に台湾へ向かいタピオカを仕入れ、日本に帰国後にタピオカを販売すると2億円になります。
ですが、無事に帰国できる可能性は60%です。


まとめると
1億円が60%の確率で2億円になる
40%確率で1億円をLOSTする


皆さんはチャレンジしますか?



たいていの人は、チャレンジしないと思ったのではないでしょうか。
1億円を増やす、という考え方よりも、1億円が0になったらどうしよう?と思ったのではないのでしょうか?


投資家は0にならない方法から考える

投資家はどのように考えるのかをご紹介します。
通常、投資をしている人は期待値を計算いたします。
今回の取引の価値は1億20000万円の価値と計算するわけです。


期待値から損をしない取引なわけですから、どのように取引をするか考えます。
例えば、ほかの人に声をかけて共同で出資する、という方法があります。


仮に2人で出資するとどうなるのか計算してみましょう。
2人で日本を別々に出発します。
2人の時点ですでに2回チャレンジをしていることになります。


したがって、パターンは両方無事帰国、片方帰国が2パターン、両方沈むの4パターンとなります。
両方帰国すると4億円になります。
片方帰国すると2億円になります。
両方沈むと0円になります。


確率を計算してみましょう
両方帰国する確率は36%
片方帰国する確率は48%
両方沈む確率は16%


損するには、両方沈む必要があり84%の確率で0円になりません。
最初の40%よりも2倍以上確率が上昇しました。
利益が減るので他のもいい方法はあるかとは思いますが、かなり有利な取引になったと思いませんか。


投資家はこうやってリスクを少なくする方法を常に考えています。
イケイケどんどんな投資家もいますが、それをマネすると痛い目を見たときにリカバリーがしづらくなります。


みなさんも、今日から考え方を変えてみましょう。